リモート天体写真撮影用PC接続不可

 富士ヶ嶺の天体写真撮影用のPC(Windows11)がWindows Update後に接続出来なくなってしまいました。リモート作業をやっていると、この様な事態が一番厄介な事です。詳細不明ですが、Windows Update後にPC異常でコンソール操作が必要になったかも知れません。リモート電源Off/Onでも復旧していないですね。単にWindowsとしてコンソールからの操作が必要になったのかも知れません。現地に行かなくては分からない状況です。

やはり通常PCでのリモート操作は基本、オフライン的リモートアクセス手段が必要となります。以前知っていた情報では、IP経由でリモートKVM(Keyboard,Video,Mouse)を提供する装置がありましたが、現在調べると結構高価な構成になってしまいます。殆どがサーバー用ですから当たり前かもしれません。
それならとサーバーPC(ここでは、HPEのMicroserver Gen8かGen10Plus)辺りが候補かと思います。サーバー機だとリモートコンソール機能(HPE社だとiLoです)を持っているので、これを使用する事にあります。但し、フル機能を使うのはライセンスが必要です。
iLo機能は本体と別のROMベースの保守用OSです。AC接続で常時起動され、iLoのWebページに入りリモートコンソールを起動(HTML5で提供されている)すると、PCに接続された仮想のディスプレイ、キーボード、マウスが接続され、実接続端末と同じ操作が行えます。CDROM等も仮想で使えるので、インストールまで可能です。サーバー機能ですから当たり前の機能です。
上記機種は現時点自分で所有してストレージサーバー機として使用しているので紹介していますが、他にもあるかと思いますが、ただサーバー機なので結構高価になります。Microserver Gen8は結構古い機種なので中古だとお安く手に入ります。但し、CPUが非力なので換装とか裏技を使う必要があります。

 結局現状では停止しているGen10Plusを活用する方向で進める考えです。現状のOSを入れ替えてWindows11(稼働面は不明。駄目ならWindows10)を入れてクライアントPC(天体写真撮影用)に入替えですね。
Microserver Gen10Plusは小型機ですが、既にCPUは換装済み(Xeon E-2236 3.4GHz、6コア、12スレッド)、メモリ32GBなので十分かと思います。丁度撮影画像保管エリアが少なくなってきていたので、HDDで増設でもと思います。OS部は通常SSDで対応予定です。

当面は現地でPC復旧ですが、平行して此れの構築となりそうです。また厄介な事が平行してしまいました

2024/9/6 追記
 もう少し調べてみたところ、ラズパイを使ってDIYでIP-KVMを作成した方がおり、その延長でGeekwormから「KVM-A3 IP KVMリモートコントロールサーバー操作」が有りますね。部品集めてDIYでも良さそうです。気が付いていたのですが、ラズパイ4用KVMと勘違いしてスルーしていました。どうも違い目的通りの外部PC遠隔操作でした。これを導入して見て十分適用出来そうであれば、Gen10Plusの適用は見送りとしようかと思います。元々Gen10PlusのWindows11の稼働自体出来ないかも知れませんので。

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