2024/12/9 TOA-130NSで撮影

天体写真

 2024/12/9にTOA-130NS+645FLTで若干撮影を行いました。
今回から、TOA-130NS+645FLTでの撮影はフルサイズのASI2400MC Proに変更です。以前検討比較した内容にて、TOA-130NSではシーイングでの影響が大きく出るので、精細なチップのCMOSカメラを使ってもあまり意味無いかも知れないとした自分の判断からです。それならと余り使用していないASI2400MC Proが登場となりました。

ただフルサイズで対角44mm程度でありフィルターはM48を使うわけですが、M48の開口径は凡そ45mm(手持ちのを実測)。フィルターはセンサー位置から20mm以上前方なのでフィルターによるケラレが発生しますが、これは仕方なしとして進めることにしました。実際四隅がケラレによる減光が強く出ています。

撮影はNGC1333、M81近傍、M1を撮影しました。対象選びはSyChartを見て決める等でまだまだ適当です。尚、今回から一部BXT処理を掛けるようにしています。その関係でDrizzleは入れないで良いかなと考えWBPPではDrizzle指定をしていません。それはどうせBXTで修正されるからとの考えですが、どうでしょうか?

撮影条件:
望遠鏡:TOA-130NS+645フラットナー
カメラ:ZWO ASI2400MC Pro、-15℃、Gain0, Offset30
フィルター:LPS-D3

・NGC1333
露出:60x60秒
処理:PixInsight、ABE(1次&2次)、DBE、SPCC

・M81近傍
露出:28x60秒
処理:PixInsight、ABE(1次&2次)、DBE、BXT、PCC

・M1
露出:120x60秒
処理:PixInsight、ABE(1次&2次)、DBE、BXT、SPCC

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