富士ヶ嶺ドーム TOA-130NS&VSD90SS 構成

天体望遠鏡

 TOA-130NSが届きましたので、富士ヶ嶺ドームはVSD90SSとTOA-130NSの2本同架構成になりました。本当は、SQA55も入れた3本構成が良かったのですが、搭載する隙間が無いため2本としました。ただ、TOA-130NSの上に乗せられるかも知れない(今はFMA180のガイド鏡設置)ので、今後考えたいと思います。
2本同架の状態で23kg程度の重量(ふと思うと、以前所有していたTOA-150Bの重量に近い)でした。

回転装置の代わりに「主焦点補助リング <KP83002>」を使い645フラットナー接続

TOA-130NS+645フラットナーのこの状態は合焦位置です。尚、回転装置は入っていませんが、代わりに「主焦点補助リング <KP83002>」を使用しています。ドロチューブの繰出しが長いので、繰出しを減らすためにこの後「フィルターボックス補助リング(TSA-102) <KA23250>」を使って少なくしました。しかし、645フラットナーのバックフォーカスに合わせた積りですが、調べてみたら5mm程短くなっているようでした。この短いバックフォーカスのため伸びているのかも知れません。
接続構成を別にするかM54乃至はM72の延長環(5mm)を入れるべく調査中です。K-ASTEC殿のテーパーリングはM54 のネジ部が長いので無いかも知れませんのでM72での延長環か特注でのM72-M54変換アダプター(光路長10mm)が良いのかもしれません。
あるいは、WandererAstroのRotaterMiniとM54のスケアリングアダプターでも良いかもしれません。M54スケアリングアダプターは径が72mm程度なので調整ネジが隠れるため、M54延長環(アリエクでの購入品。当たり外れあり)を使用して接続しました。
丁度良い感じにて接続できました。

カメラはQHYCCD、FWはZWO(36mmx7)、FilterはANTLIA、ローテーターはWanderAstroのMini。
TOA-130NSの蓋は240mmの再利用の為、大きめです。

スケアリング調整は出来ませんが既定のバックフォーカスに近くなりましたので、これでトライしようかと思います。スケアリングがひどい様であれば、別途K-ASTEC殿のアダプター利用で調整と思います。

尚、間違った接続でしたが、昨夜TOA-130NSにて撮影をトライしました。しかし、CRUX200MFのガイドが余り良くなく、赤経方向での長い周期的なガイドずれが出ていました。一応、TitanTCSでのペリオディック学習を再度実施していたのですが上手くない様子でした。ウェイトは5kg2個を搭載し、シャフト中ほどでの固定ですが、もう少しい下部で固定か3.5kgの追加でもと見ています。

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