TOA-130NSの初撮影、上手くゆかない

 TOA-130NS(FL:990mm)での初撮影、現時点上手くいっていません。
主たる要因は、PHD2でのガイドが上手くいかず、ガイドズレで星像が樽型になってしまってます。大体、2、3回に1回の撮影で発生しています。撮影カメラはQHY294Mで47Mモード。因みに11Mモードで撮影すると目立つことはなく、高精細モード(チップサイズ2.3μ)だと目立つ現象。
原因的に考えるには、
1)ガイド鏡の焦点距離が短い
 使用しているのはAskar FMA180なので180mm。
2)ガイドカメラの関係か?
 カメラは、QHY5III678Mでチップサイズは2ミクロンと小さいので寧ろ良いと思うのだが?
露出は2秒で行っています。
3)赤道儀CRUX200MFのペリオディックエラーの関係か
 PHD2ガイド中の様子を見ると赤経にてペリオディックな補正のウネリが見られる。
 TitanTCSにてPECをEnableでもガイド状況が改善しているように見えていない。PHD2パラメータ指定の関係かも知れません。
4)PHD2の使い方が構成に合うような設定になっていない。
 これは、PHD2の使い方が良く分かっていない為、要因的には大きいかもしれません。キャリブレーションのやり方や、露出時間他各パラメータ値など構成に合っていないなど。

1)項はガイド鏡を変える(FOA-60Q等)かオフアキを使う
  先ずはGS-200RCの時に導入したAskarのオフアキがあるので、活用もありとは思います。ただオフアキを使用するとナローバンドフィルターを使用する際に、合焦位置がずれる(フィルター厚が異なる)のでこの点が厄介なので、独立したFOA-60Qを使うのも良いかもしれません。オフアキの方が良い点が多いとは思いますが、リモート撮影ではオフアキの合焦位置ずれまでは対応出来ないので。
2)項は、カメラは一先ずこのままとしたいと思います。露出時間は再検討かと思います。
3)項は、PECについて問い合わせ中なので、回答内容で更に検討したいと思います。
4)これは、PHD2の調査勉強しかないですね。

因みに各種撮影画像が有ったのですが、使用中PCの画像格納SSDがトラブルとなり、当該エリアアクセス不能(どの程度壊れたか不明)となり再度試行しなければならなくなりました。SSDかHDDを交換といったトラブルまで発生してしまいました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました