SQA106 2025/1/28撮影

天体写真

 2回目の撮影を行いました。M33のLRGB撮影とバラ星雲のS2,Ha,O3の撮影の予定でしたが、共にR画像とS2画像が低高度になり木々や支柱が入り中止。HOOの処理は出来ました。1/29に再度これらR画像とS2画像を撮影する予定です。

・バラ星雲HOO画像
 QHY600M 、-20℃、HighGainMode、G56O25での撮影
 Ha、O3とも60枚x60秒です。ABE1次2次、DBE処理にてHOO合成、SPCC NB指定にて色調整

・M33のLRGB画像
 M33ではL画像に対してIntegだけの画像、Drizzle1xの画像、BXTを掛けた画像を見てみました。
左上:BXT画像、右上:元画像、下画像:Drizzle1x画像

少し拡大画像

周辺でも元画像での星は丸いので、中心域で比較しています。
BXT補正では星が小さくなり引き締まったようにも見えます。またシーイングやガイドズレ等がきれいになっているとも見えます。
処理時間と画像の質としてはSQA106では敢えてDrizzzle1xを掛けなくても良いように感じます。掛けるなら、元画像でのBXTがやはり良いように感じます。ただ、縮小された画像(下の中画像)を一見した場合、BXT画像は星が少ない感じ(小さ過ぎるのかと)がします。

Drizzleは時間もかかる事、元画像でも拡大しなければ十分に感じる等、当面はDrizzleは掛けずにBXTを一緒に入れる処理で流れを進めようと考えています。

元画像(‐20℃、G26O26、120枚x30秒)

上にBXTを掛けた

元画像のDrizzle1x

2025/1/29 M33のLRGB画像追加、バラ星雲SHO画像追加

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