SgrA* (天の川銀河中心ブラックホール)域お試し撮影

天体写真

 M101超新星を撮影した後、お試しでSgrA*方面の初撮影をしてみました。
本来はNIR(近赤外)で撮影したいところですが、カメラはASI2400MC ProのままQuadBPフィルターを取り外してお試しでやってみました。
撮影ソフトはN.I.N.A.ですが ”フレーミング”ではSgrA*は指定できない(単にカタログに無いだけ)ので、座標を指定してフレーミングをしています。
調べたSgrA*の座標は、
  RA: 17:45.40.03599
  DE: -29:00:28.1699
これをフレーミングにて座標直接指定し、画像読み込み後”ターゲット導入”し赤道儀の移動を実施。

SgrA* 近辺?

 本当にSgrA*近辺なのかAtrometry.netでプレートソルブしてみました。

プレートソルブした結果として、中心で
 RA: 17:45:40.060
 DE: -29d:02m:15.8s
赤経は良いようですが、赤緯が2m程度ずれています。
先ずは初回お試し撮影なので、こんなものでしょう。
次はNIRに感度があるカメラ(imx464カラー非冷却かimx183モノ冷却)+ IRフィルターを入れて撮影してみようと思います。又、本来ならSgrA*周辺域だけを狙うので、GS-200RC直焦点(1624mm)よりも長焦点が必要と考えておりますので、パワーメイト又はバローを入れる事を検討しております。
NIR高感度の冷却モノCMOSカメラx小ピクセルセンサーが良い(ノイズ低減と解像度)のですが、そのような冷却モノCMOSカメラ(天体撮影用)は無いと見ておりますので、ややNIRに感度があるQHY183Mでの撮影を考えております。
若干センサーが小さいですがimx462の非冷却モノCMOSカメラ(QHY462MやMars-M II USB3.0 Mono Cameraとか)も検討しているのですが、国内販売(別に個人輸入でも良いのですが)が不明なので(Mars-M IIはシュミット社さんから出るかも知れない)手に入れておりません。出来れば冷却モノCMOSカメラが良いのですが、今後に期待です。

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