SDK?:最近思うこと

 最近、QHYCCDの最新CMOSカメラ QHY5III678Mを使うべく、QHYCCDのベータ版AllInOne(2023/5/9版)をインストールしたのですが、N.I.N.A.用SDKにチェックを入れ忘れ、N.I.N.A.でのこのカメラのPixelサイズが正しく表示されないといった現象が出てしまった。
 インストールしたAllInOneのドライバが古いようなファイルに見え(ファイル名内にはこれの前のベータ版の名称があり、タイムスタンプだけが新しくなっていた)、QHYCCDへチケットのOpenをしたが、結局はSDKのチェック漏れで現象は解決、Close。

CMOSカメラドライバ用インストールファイル
実際に当てられたドライババージョン。新しいベータ版でないと理解していた

そもそも何でチェックを忘れたかと言うと、小生元々組み込み系主体ですがソフトウェア開発畑に35年近く居たことがあることが背景です。その経験からSDKは、Software Development Kit(ソフトウェア開発用キット) の意識があり、ソフトウェア(今回のドライバーやASIAirみたいなアプリ)をビルド開発する際にコンパイルやリンクの際に使用するものという経験からきております。
言ってみれば、利用ユーザーはSDK(上の意味で)を意識する必要は無く、強いて言えば実行時ライブラリの方を意識していればよいことです。よくWindowsのVisualStudioランタイムを自動で追加インストールするような「あれ」です。ようはSDKではなく、「ランタイム何某」という名称であると思います。

多分ほとんどの方が、「SDKを入れないといけないよ」と言われてインストールするから、殆どの方はトラブルに合うことは無いと思います。私は「何でSDKのチェックがあるんだ?、開発者だけチェックだろう。今回は関係ないな」と即判断し、「でも入れるみたいだ」となり付けていた。今回は先行部で止まり、チェックは無しでインストール。

こんな事を言っても書いても、恐らく何も変わらないだろうし、これもいずれ消えるだろうけど、私の意志を書いておくことにしました。

SDK:Software Development Kitを書くと、ユーザーは関係無いと思うのですがね。
RunTimeとか書いてくれれば、間違えが減るとおもうのだが。

この場合のSDKは何の略なんだろう。
Software Deployment Kit?(ソフトウェア配布キット?):聞いたことないな。
  Software Deployment Toolならある。
System Deployment Kit?:益々分からない。

開発畑現場から遠ざかり10年以上だから、分からなくて当然かもしれない。
QHYCCDさんだけでないと思うが、みな同じなんだろうな?

つらつら、愚痴を書きました。他にも書こうと思いましたが、止めます。

追記:
試しにBingでOpenAIに尋ねてみたが、SDKは開発者が使いますと表示されるが、CMOSカメラドライバーを入れると、SDKにドライバーが入っているとか言ってくる。現状のWeb上の情報はそんなものだから当たりまえかな。

修正追記:2023/6/27
誤記修正

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