富士ヶ嶺現地ドーム内湿度→除湿器更新で改善

天文ドーム

 最近ドーム内に設置している除湿器が正常に稼働していないような感じです。今は梅雨時なので多少の湿度上昇は仕方がないのかも知れませんが、長時間の湿度上昇は天体望遠鏡設置としては良くありません。現在のドーム内湿度状況は

左:ここ一か月間程度。右:1年間程度

となっており、湿度80%以上が多発で殆ど60%以上と言った非常に良くない状況です。しかし、実際にはレンズ等のカビは付着はしていないのですが、そもそも保管環境としては良くありません。
これでも10年経ったデシカント方式の除湿器を入れているのですが、もう駄目と思い更新をする予定です。コンプレッサー方式の方が空気清浄機能も有ったりして良いのかも知れませんが、24時間365日の稼働で富士ヶ嶺の冬場ー10℃程度になっても稼働の必要があるので、最終的に再度デシカント方式(ダイキン製)にしています。現在使用中のデシカント方式は当初は良かったようにも思います。今回の更新機で改善しない様であれば、冬場を除いて稼働させるコンプレッサー方式も導入を考えないといけないかも知れません。

尚、温湿度計は以前はNetatmo社のを利用していました(除湿機が稼働すると騒音値が上がるのでグラフで分かりました)が、現在はSwitchBot社の温湿度計を利用しています。屋外も防水用の屋外温湿度計を設置してしており、ドームには換気扇もついているので屋外、屋内の湿度で換気扇のOnOffのオートメーションを設定していました。しかし、SwitchBot社のWiFiタップは直ぐ壊れ(今まで2個)、現在は別のWiFiタップで手動制御(連携できるのかも知れませんが未対応です)です。

2024/7/29 追記
 7/22除湿器の入替(ダイキン製カライエ(デシカント方式))を行いました。それにより、ドーム内の湿度環境の改善が顕著になり更新して正解でした。現在は大体50数%で推移しています。夜間スリットを開けた場合は上昇しますが、その後は徐々に通常状態に推移しています。尚、スリット開にすると湿度が上昇しますので、リモートリモコン(SwitchBotのハブミニ機能)で稼働を停止して無駄に動かない様にしています。スリットを閉じた後再度リモートリモコンにてパワフル自動起動(50%程度目標での除湿)しています。

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