RASA8での天体撮影用当初機材が揃いましたので、富士ヶ嶺にてRASA8初撮影を行いました。
機材は、
RASA8:FL400㎜ F2
CMOSカメラ:ZWO ASI294MC Pro
アダプター&フィルター:IDAS AD19.4+NGS1(LPS-D3 Di2)
撮影アプリ:N.I.N.A.
若干不安なのが、RASA8のカメラ接続口の保護ガラス(Optical Window)を取る必要があるかどうか不明な点です。AD19.4には何も記載が無く、しかしRASA8の英語版マニュアルではフィルターを付ける際は取るように記載されています。日本語版は意味合いが違って記載されいます(コントラスト改善の場合取り換え)。何故違うのか不明? 因みに、Baaderのアダプターでは取るように記載されています。保護ガラスに更にフィルターを入れるので、光路長が伸びるから矢張り保護ガラスは取るのが正解なのだろうと思われます?
保護ガラス前提かも知れないので、AD19.4を使う初撮影ではそのままとする事としました。
また筒先にASI294MC Proが突き出るので、フラット&フラットダークは今回取らなこととしました。
RASA8等の専用フードを別途準備しているので、それを付けた後フラット関連も撮影する事とします。
雲が晴れたので、簡単な初撮影を行いました。
対象:M33
撮影条件:
RASA8:手動フォーカス
マウント:EM-200+Althiba4、ノーガイド
CMOSカメラ:ZWO ASI294MC Pro、‐10℃、Gain120、Offset30
フィルター:NGS1(LPS-D3 Di2)
Jpeg画像はASIFitsViewにて出力
撮って出しJpeg画像
10枚でのコンポジット画像
フラットがない分周辺減光が30秒コンポジットで目立っています。
尚、撮って出し1枚画像とコンポジット画像とでは色味が異なっているようです。これはコンポジットはステライメージ9 自動処理モードを使っている為、階調調整にて色調整が入れている為と思われます。
2023/12/7 追記
RASA8の写真を追加。ZWO EAFを取り付けた。
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