QHY183Mのオフセット

 先日のQHY183Mでの撮影時、「オフセット8だと左端が垂直のようでオフセット8が良くないのかも知れない」としていたので、若干調査してみました。キチンとした定量的な評価は出来ないので、アプリ主体でどんな結果なのかで考えてみました。
 先だって結論ですが、「私見としてはオフセット8で良いよ」でした。但し、自分が所有している個体での結果です。
オフセットを増やしてもダイナミックレンジが狭くなるように思えた事。オフセット8未満は未実施ですが、9にしてみるとおかしなことに、ヒストグラムで最小値が「0」になる現象が(ゲイン10,15,20とかで)出ていた。
結果として、対象がDSO系ですが、オフセット8(ゲインは10)で先ずは進める事としました。
以下簡単に画像系情報です。

ゲイン10,オフセット8。表示レンジは806-2228。最小値192。
ゲイン10,オフセット9。表示レンジは822-2244。最小値0。

以下はオフセット8を疑問に思った際のM27とオフセット9(但し、ゲイン15、冷却-15℃)の画像です。

オフセット8
オフセット9、左端にピークが見えている。

マカリソフトでも調べましたが、ヒストグラムは同じような状況でした。但し、ヒストグラムで最小0があっても、矩形測光をしても最小値の0は無いでした。少し疑問ですが、ミスしたのかも。

2023/10/26 追記
以前はQHY183Mのゲインは0で考慮していた。上記までのゲイン10,15は勘違いのよう。
改めて、ゲイン0,5,10,15でオフセット8の実画像で再調査です。但し、QHY183Mのユニティゲインは10なので、それと勘違いしていた感じ。何れにしろ再撮影、再調査。
2023/10/28 最後画像キャプション誤り訂正(オプション8→9)

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