完璧では無いですが、PixInsightのヘルプファイルを日本語で表示させる方法を紹介します。
単にブラウザの翻訳機能(プラグインかもしれません)を使うだけなので、誤訳かと感じるような場合もあります。
しかし、処理途中でこれは何というような事がありヘルプファイルがあると日本語ですから結構すんなりと理解できるかと思います。再度ですが、誤訳もあり得ますのでそれが気になる方は行わない方が良いです。
また、操作法を間違えたりなどした場合、元に戻せない等発生する可能性もありますので、操作の意味が良く分からない場合は、行わない方が良いと思います。ご自分の責任下にてご対応お願い致します。
注意:これを見て同じように対応しトラブル、損失、損害等が発生しても、当方は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。また、解決への対応も致しかねます。
私の使用しているブラウザはWindows Chromeなのでそれ前提で紹介します。他も似ているとは思いますが、操作法は不明です。また、Chromeでも翻訳機能はGoogleのですので、他のDeepLなどでのやり方は不明です。更にWindows利用者なのでMacやLinuxで同様にできるかは分かりません。
操作の中で管理者権限の警告メッセージが出ますがOK押下での操作が必要です。
以下、画面キャプチャ付きで紹介します。
1)どうなるのか?
以下の画面が、

こうなります。

2)先ずヘルプファイルの格納場所を開きます
通常にPixInsghtでヘルプ表示すると画面上部に、file:///C:・・・と表示されていますので、ファイルエクスプローラーにて当該ディレクトリを開きます。
下記は、HistogramTransformation のヘルプファイルのある場所です。

このディレクトリ内のhtml ファイルが表示されるヘルプファイルです。一時的に日本語化して表示したい場合は、このhtml ファイルをブラウザで開き、翻訳機能で表示すれば表示できます。
ここでは、1)のようにPixInsghtのヘルプ指定で日本語表示させるので、この英語のままでは出来ません。英語のhtmlファイルを日本語のhtmlファイルと入れ替えて行う方法です。
3)最初にブラウザで表示して、その状態で翻訳を使用して日本語化して保存まで
当該htmlファイルを開くと英語ですが、翻訳機能が使えると右上に表示言語が現れます。

ここで日本語を選択すると、

この様に日本語にて表示されます。基本的にはこの日本語表示された内容を再度htmlファイルで保存するだけなのです。しかし、若干厄介な点があります。この先頭が表示されたままで保存すると、実はこの画面以下の所は英語のままになって保存されてしまいます。
そこで、カーソル移動で文書の終わりまでを表示させます。

文書最後まで日本語表示された所で右クリックにて保存します。

画面で右クリックで「名前を付けて保存」とします。
ここで保存先ディレクトリで元の場所を指定したいのですが、管理者権限が必要で保存エラーとなるので、自分のドキュメントフォルダー等を指定して保存します。





4)日本語化したファイルを元のフォルダーのファイルと入れ替える
これで簡易日本語化htmlファイルが出来てので、元とフォルダーへ移すのですが、オリジナルを削除や壊すの避けて移すことにします。
元ファイルのコピーを元フォルダー内に作成します。管理者権限はOKとします。

コピーを作成した後、日本語化されたhtmlファイルを移します。この際管理者権限と出ますがOKとして移します。

移すとhtmlファイルとフォルダーも移動されます。本来フォルダーは不要ですが、htmlファイルとリンクされているので、そのままとします。
もし、PixInsghtが起動されている場合は、クローズしてPixInsghtを再度起動後すれば反映されるようです。これでPixInsghtから起動した当該ヘルプは日本語にて表示されます。ただ稀に表示保存履歴の為、英語のままで表示される場合があります。その際は、ブラウザのキャッシュのクリアにて正常に日本語表示されるかと思います。

以上でPixInsghtでヘルプ情報(ヘルプファイル)を日本語にて表示させる方法です。
尚、htmlヘルプファイルが無い機能では使えません。
元の英語に戻したいときは、日本語ファイルを削除等して、コピーした元ファイルを元のファイル名にすることで元に戻ります。尚、途中管理者権限のメッセージが出ます。
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