今までの天体写真では全てLegacy Sequencerを使用して撮影していました。高度なシーケンサーは有るのは承知していましたが、使いにくいかなと控えていました。テンプレートのシーケンスが分からないからだけですが。まあ、ひな形だから当然かも知れません。
しかし、使ってみようと昨日のTOA-130NSでの撮影で使ってみようと使い始めました。始めはBasic Sequence Targetをフレーミングから作成しましたが、「ああ分からん!」でした。それでも中身をじっと見て自分の必要な所だけに削除して、「なるほど」と大体(初期レベルです)分かりました。
2024/11/6 補足追記
高度なシーケンスの良い点は色々とあると思いますが、私としては「トリガー」が一番なるほどと思った所です。ソフト開発での割込みや例外と同じような仕組みですね。シーケンス的な処理だけでなく非同期の割込み処理を入れられる点です。
例えばフィルター変更でオートフォーカスやフレーミングでのズレの拡大(チェックを撮影枚数で出来る)など。これを書けるのが良いと思いました。
未だ入りたてなので今後ループ等使うことになると思います。今は子午線越えのトリガーで個別の処理を入れたいですが、何も出来ないように見えます。
分かると「これなら撮影中にフレームがズレても中央に戻せる。フィルター変更で再フォーカスも指定できる。」と自分のやりたい事が可能とわかり、もうLegacyには戻れないとなりました。Legacyはフィルター変更で再フォーカスが出来ないので、事前にオフセットを調整となるので厄介でした。これからはオフセットに気にせず、フィルター変更で再フォーカスが出来ます。オフセットだと温度変化した時何となく気になっていました。
これは全くの初めてのシーケンス(実際使ったものを変更しており未実行です)なので、これから此れに拡充してゆくと思います。参考程度に見てください。
先ずは高度なシーケンスの使い始めです。
2024/11/4 追記
本日M31の撮影にて子午線反転を経過しましたた。予定通り25分前に停止(ガイド停止、追尾停止)、50分後に望遠鏡反転実行し、フレーミング再調整実施。ガイド再開、撮影継続まで確認できました。50分の停止は長いですが、TOA-130NSはピラー脚に近くなりますので機器損傷等の事故防止には良いので、このまま50分の停止で進めます。ただ見ていて、望遠鏡が上を向いたまま停止しているので自動カバーを閉じることが出来るたらと思うところです。
今までは子午線越えを含む撮影は避けていましたが、これで特段支障なく出来るのが分かりましたので、長時間の撮影も臆せず出来るようになりそうです。
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