富士ヶ嶺でのMX-HD赤道儀

機材

 金属版ピラー脚アダプターを受領致しましたので、ドーム内ピラー脚に取付け更にMX-HD赤道儀を搭載致しました。重くはなりますが、EM-200赤道儀の搭載も大丈夫と考えておりますので、何れ交換予定です。

極軸合わせはPoleMasterで使い行います。3Dプリンタ製アダプター時に一回実施しているので特段トラブルなく完了と思います。
MX-HD赤道儀の制御は、WiFi、Bluetooth、シリアルの3種がありますが、シルアルはハンドセットも繋がるので排他利用となります。ハンドセットを利用しつつMX-HDを制御するにはBluetooth経由となります。ハンドセットを用いると、スマートクランプ(電子的なクランプ)が使えるので一時的なクランプ解除で自由に動かせる(バランス確認可能になる)のでハンドセットは繋いで、制御はBluetooth経由で行う予定です。
ASCOMドライバはMX-HD専用のは提供されてなく、LX200互換ASCOMドライバかRainbowAstro 社のASCOMドライバの利用を推奨されています。今回はRainbowAstro 社のASCOMドライバを使用する事としております。
尚、実際の制御は星図アプリ、N.I.N.A.アプリ、PHD2アプリと複数から制御されるので、以前にも記載したASCOM Device Hubを介して接続する形となります。

最初の撮影はFSQ-85EDP&フラットナー+ASI2400MC Pro+QuadBPフィルターでのカラー撮影を予定しております。

2023/11/20 追記
FSQ-85EDPを搭載して撮影した画像を3枚、定番ですね。撮影途中にドームの回転が滑るようになり中止したので3枚です。気温が零下で夜露が凍ったようで回転が不調(回転ローラーが滑ってる)な感じです。
撮影条件は、
FSQ-85EDP+FLAT1.01+QuadBP
ZWO ASI2400MC Pro 、‐10℃、 Gan140,Offset30
露出全20秒
ガイドは、Kowa75mm+QHY5III678M、PHD2
フラットフレームを取り忘れダーク補正のみです。
・M31

100枚コンポジット

・M42
明るいので50枚予定でしたが、ガイド精度で47枚コンポジットです。

47枚コンポジット

・馬頭星雲

100枚コンポジット

コメント

タイトルとURLをコピーしました