ガイドにて別問題か

 TitanTCS PECを使用したガイドを進め始めましたが、どうも別のトラブルが出ているようです。
ガイドしながら試験的な撮影(10秒、20秒)を進めていましたが、撮影画像の収差検査画面(中央上下左右四隅の拡大像)を見ていると、撮影毎に星像が移動している現象です。
最初はPECでの制御に未だ何かあるかと思い、PEC利用停止(Disable)にしてPHD2のPPECとヒステリシスにて状況を調べてみました。やはり同様な移動があり望遠鏡東側で西に移動しているような動きです。マウントがハーモニックドライブなのでバランスはルーズ的ですが、ウェイトの影響も無視できません。ウェイトは10kgをウェイト棒下部に置いているのでこのウェイトの影響(重すぎ?)の考慮も必要なのかも知れません。しかし、搭載分全体重量は20kg強なので不思議です。次回富士ヶ嶺行きではウェイト調整も必要かも知れません。しかし、どうやろう?
因みにマウントに搭載する際は、事前に簡単に搭載系を床で作り前後、左右のバランスが取れるように取付位置を調整していますが、全体の重量でのウェイト調整の方は如何かと悩みモノです。元々アンバランスでも十分な筈なのですが。

 上記後に、東方向に向け低位置方向で望遠鏡西配置にてガイドした時は現象は出てこないのが判明。どうも原因はウェイトではないかも知れません。西ズレを検索すると、ガイド鏡が望遠鏡の位置に依ってはズレるという情報を発見。SQA 55もTOA-130NSの接眼側重量均衡バンドにあるアクセサリー固定部での一点固定であったのでこの辺りかも知れません。フェルトが張ってあり固定ネジはカメラの1/4インチネジで緩い感じがしたので強く固定したつもりが不十分なのでしょう。アリガタを使い望遠鏡を固定する感じにした方確実なようです。
此方の方が原因として濃厚だろうと思われますので、サイドバーを入れ替えるなどしてSQA55を取付けるスペースを作り対応と考えます。

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