GS-200RC+PM2x+IR720+ASI432MMでの撮影(SgrA*近傍の撮影はおしまい)

GS-200RC

 撮影対象が異なりますが、GS-200RC+PM2x+ASI432MM+IR720で撮影トライを行ってみました。
対象はM15の球状星団にしました。
尚、ASI432MMは元々NIRのモノ撮影用にQHI5III678Mの前に購入していたのですが、更にNIR感度が良いと考えたQHY5III678Mが出たので先にQHYを使ってみたのです。

露出30秒、Gain350,Offset10。以下は撮って出し1枚画像の中心部を235%拡大した像

中心部235%拡大

何か偏芯があるような写りです。これはQHY5III678Mでも同様でしたので、スケアリング他が合っていないのが原因かも知れません。

ダーク&フラット補正した10枚のコンポジット画像

以下は中心部の拡大画像です。

コンポジットして明瞭な感じにはなりましたが偏芯の感じは同じで、この関係か微光星の写りがシャープでなく(画像修正したくないので)又、光量輝度に合ったような星像(大きさレベルですが)にならないようです。

考える要因としては、撮影条件的には「合焦が上手くいっていない」、「ガイドエラー」、「スケアリングミス」など、物理条件的には「性能限界」、「過大拡大」など。色々と要因は有るのだとは思います。
これでも改善なども出来るのかも知れませんが、現状自分のスキル&時間を考えると難しいと考えました。画像をキレイにするではなく、ノイズ系要素だけを取り除いて在るがままの精細な画像を取得したいだけなんですが。無理な考えでしたね。
試しに、終わりにSgrA*方向でも撮影しようと思い望遠鏡を向けたのですが、水平線レベルで撮影は不可なので止めとしました。

SgrA*近傍撮影といった事は既に自分にとっては無理な事で、続けるのはこれで終わりにする事にしました。少し残念ですが、仕方なし。

心機一転して、新たな目標としてHα分布様子を得るべく、Hα撮影へと切替えることにします。Hαだけのモノクロですけん、面白くないですよ。
今後はNIR関連は扱わないようになります。ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡画像を見ると面白い分野ではありますが。

でも折角購入したHαのIDAS NarrowBandフィルターが、QHYの薄いフィルターホイールに入らない(ホイールが薄すぎなんだろう)と云った困った事が発生してしましました。工夫するか別の(ANTLIAかな)を購入するか困ったもんです。又、搭載望遠鏡も入れ替え(GS-200RCからFSQ-106EDP)を行う事とします。因みにFSQ-106EDPはなんだかんだで、未だ初撮影をしていないのですがね。これからファーストライトです。

尚、GS-200RCやNIR関連等での続編等は投稿しない方向となりますので、ご理解頂きたくよろしくお願いいたします。

2023/8/20
一部画像に画像リンクが漏れていましたので追加いたしました。

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