今まで本格的な撮影をしていなかったFSQ-106EDPで、初撮影を富士ヶ嶺拠点にて実施しました。
長焦点でのNIR撮影(GS-200RC)をずっと進めていたので、このFSQ-106EDPの出番がなく今回初めて初撮影を行いました。開始時は余り空の状態は良くなく雲が薄くはったような状態でしたが、撮影実施しました。
終わった後は空の状態はもう少し良かったのですが、初撮影(Light撮影、フラット撮影まで)なのでお試し的です。いつもお試し撮影ですが。。。。
対象は位置からアンドロメダ星雲、M33、プレアデス星団の3つ。アンドロメダ星雲&プレアデス星団の時に雲がでて撮影枚数が少ないです。カメラの回転はせずに、N.I.N.A.のフレーミングだけで位置決めしています。
撮影機器:FSQ-106EDP直焦点、QuadBP、ASI2400MC Pro(Gain140,Offset30,-5℃、30秒)
ガイド等:Titan赤道儀+Gemini2、FOA-106+ASI290MM+PHD2
撮影ソフト:N.I.N.A.
処理:ステライメージ9(自動処理モード。ダーク補正、フラット補正、現像、コンポジット)
Jpeg出力:ASIFitsView(補正処理が未だ出来ない為、これを使って出力しています)
画像自体の補正処理は行っていません(出来ないだけです…)。
・アンドロメダ星雲
・M33
・プレアデス星団
因みに使用したフラットフレーム(N.I.N.A.フラットウィザード使用)を参考(但しここではJpegです)までに載せます。GS-200RCでのフラットフレームでは出なかった色付けが出ており、これで良いの?といった印象です。
N.I.N.A.フラットウィザードによる自動輝度調光で実施しています。露出は2秒(輝度調整はPCMでの短時間発光調整なので2秒の露出にしています)。フラットフレームジェネレータは専用のを作成していたのですが、PCにブルートゥースドングルを付けていなかったので使えないため、A3サイズの自動調光フラットフレームジェネレータを使用しています。
CMOSカメラがフルフレームサイズでM48フィルターを使用しているので4角がケラレています。ゴミ等に写りが弱い気がしますね(GS-200RCの時と比べて。同じフィルターです)。FSQ-106EDPの周辺減光かも知れませんが、色は角の方なので若しかしたら干渉フィルター(QuadBP)の入射光角度とかの関係かも知れませんが、分かりません。
マカリソフトでのコントア画像(10段階)は以下の感じです。
周辺で間隔が狭いので周辺減光が分かるように思いますが、何気に左の縞が多いのは傾き(スケアリング?)の関係でしょうかね???
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