メシエ天体写真、5/9、10日撮影

GS-200RC

 5/9と5/10に富士ヶ嶺にて撮影したメシエ天体の写真です。
特段画像の処理はしておりません(未だ上手くできていないです)が、ステライメージ9でのレベル調整を自動にて実施しております。

当初N.I.N.A.で撮影したステライメージ9で画像が真っ黒になっているので、どうしたものか色々と調べる中で随分と勉強しました。ステライメージ9の設定がおかしいのか、撮影したFITS画像をそのままステライメージ9で読むと真っ黒な画面、ZWO のASIFitsViewだとそれなりに表示されていました。途中ステライメージ9でのコンポジット(自動処理で)レベル調整のチェックを入れると表示されるのが先ず分かりました。

調べてゆくと結局はヒストグラムで表示範囲(最小、最大)が関係していると理解。ステライメージ9で開いた画像のヒストグラム(レベル調整にて)を見ると、最少は0辺り、最大は最大値付近。画像の大部分の値はずっと左の方で、表示では全体が黒くなる訳でした。自動レベル調整をしても変わらず困ったのもでした。最終的には自動レベル調整でシャドウ、ハイライトがおかしな値になっていたため、自動レベル調整でも表示しないという現象でした。階調メニューの「自動レベル調整設定」にて値のリセット(方法割合で、シャドウ 0.05%、ハイライト99.95%)して表示されるようになりました。
自動レベル調整の範囲は対象毎に調整した方が良いようですが、今回はリセット状態で統一で考慮しました。

以下撮影したメシエ天体です。撮影機材条件は全て一緒です。撮影系アプリはN.I.N.A.
GS-200RC+TSFLAT25G2+QuadBP+ASI2400MC Pro(‐10℃,Gain140,Offset30)、
Losmandy TITAN赤道儀(Gemini2)
ガイドは FOA-60、ASI290MM PHD2にてガイド。

元画像はFITSファイルですが、ステライメージ9でJPEG出力(画質10)したものを提示しております。尚、アップロード時にリサイズされておりますので、ご了承下さい。

1.M13(20秒x50枚コンポジット,2023/5/9 23:04-23:21)

2.M51(30秒x184枚コンポジット、2023/5/9 23:30-1:13)

3.M16(30秒x55枚コンポジット、2023/5/10 1:35-2:26)

4.M5(20秒x99枚コンポジット、2023/5/10 22:56-23:30)

5.M17(20秒x55枚コンポジット、2023/5/10 23:44ー0:03)

6.M57(20秒x50枚コンポジット、2023/5/11 0:11-0:28)

7.M27(20秒x150枚コンポジット、2023/5/11 0:35-1:27)

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