TOA-130NFB初撮影、BXT周り

天体写真

 2025/4/14にTOA-130NFBでの初撮影を行いました。初撮影と言ってもTOA-130NSと同じ構成で接眼部だけ違うので目新しい点はありません。
ただ、BXTを適用する位置で画像が違った感じになる点に気が付いたのと、Bin2撮影ご2xDrizzleを行うのも良い感じも分かりました。
薄明後の天気が悪くなる前の短時間での撮影であるので、良いような画像ではありません。
先ずは今回はこんな感じで。
対象:IC443, 2025/4/14 20時
・TOA-130NFB+645FLT
・SkyEye62AM、-10℃、LCG, Bin2、Gain300,Offset60
・Hα(Idas)40枚x30秒、O3(Idas)40枚x30秒
・PixInsight, 2xDrizzle、SPFC、MGC、HOO、SPCC、STF、NXT

1)BXT処理の位置での違い
 BXTをリニア画像、ノンリニア画像での違いを1xDrizzle画像で見てみました。

中画像:1xDrizzleでBXTをしないでSPCC&ストレッチして画像の左上の拡大
左画像:1xDrizzleのHOO後のCorrectionOnlyのBXT後SPCC,ストレッチした画像、左上拡大
右画像:1xDrizzleのHOO、SPCC、ストレッチした後、BXT処理した画像。左上拡大
ストレッチ画像にBXTを行った右画像は角が目立つ星像になってこれは良くない感じです。左画像のリニア画像にBXT(CorrectOnly)をした方は良い感じで、1xDrizzleではこれが良いようです。

2) Drizzleの1xと2xの違い
 Drizzleの1xと2xのBXTを掛けていない画像の比較では

左は 1x、右が2xのDriizle画像の左上拡大の比較です。2xの方が精細度が上がり良いようです。たたBin2の2xDrizzleは実質Bin1と等価であると思いますが、撮影はBin2で処理で2xDrizzleの方が良いかと思います。

3)2xDrizzleでのBXT有無での違い

左はBXT無しの画像、右はBXT処理あり。BXT有りは星像が小さくなり引き締まった感じがします。ただ無しの左画像でも良いように感じます。尚、この画像は左上隅ですが、中央よりでは、

星像の他周囲の再現でも微妙に違う感じで。尚、最終画像にはNXT処理をしています。当面は2xDrizzleでBXT無しをメインに処理しようと考えています。

4)以下其々の画像
a)1xDrizzleでBXT無し

b)1xDrizzleでBXT有り(但しリニア画像へのBXT)

c)2xDrizzleでBXT無し

d)2xDrizzleでBXT有り(但しリニア画像へのBXT)

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