以前現在所有の機器として各望遠鏡の性能比較みたいな事をしました。今はそれほど優先的に考慮するのを止めたRMSを結構意識して比較していました。その際、TOA-130も一応評価した感じですが、645FLTにて考慮しています。今回再度TOA-130を35レデューサー(35RD)を入れて再考してみたいと思います。
機種 | FL (mm) | F値 | 半値全福(FWHM) | 半値全福 秒角 | シンチレーション 3秒角 | APS-C RMS | FULL RMS | APS-C周辺光量 | Full周辺光量 |
TOA130NS +645FLT | 990 | 7.6 | 2.9μm | 0.6 | 14.4μm | <2.0μm | <2.0μm | 99.5 | 99 |
TOA130NS +35RD | 698 | 5.4 | 2.1μm | 0.6 | 10.2μm | ≒5μ (目測) | 6μm | 60? | |
TOA30NFB +645FLT | 990 | 7.6 | 2.9μm | 0.6 | 14.4μm | <2.0μm | <2.0μm | 99.5 | 99 |
TOA-130NFB +35RD | 698 | 5.4 | 2.1μm | 0.6 | 10.2μm | ≒5μ (目測) | 6μm | 60? | |
TOA130NS +35FLT+Orthx2 | 1960 | 15.1 | 5.8μm | 0.6 | 28.5μm |
こうしてみると、35RDを使用した場合の周辺光量がフルサイズでは結構減っている感じです。ただ、TOA-130NFBはドロチューブ径が大きいので、少しは周辺光量が増えているかもしれません。公式情報が無いので、何とも言えませんが。またRMS値としてはシンチレーションを考慮するとBin1(3.76μmx3.76μm)でなくBin2で撮影してもあまり支障が無いのではと思われます。
なんとなく35RDよりも開発停止した645RDの方が恐らく優秀であったと思われます。35RDが良いので開発停止したと云うのも少し変な感じがします。675RDとかも余り使われないであろうクラスまで揃えていて645RDを止めるとは?35RDの端はギリギリ使える(余裕がない)ような商品に思えます。フルサイズ用だからと言った方向性かも知れませんが。
645FLTのような645RDの再考をして欲しいところです。若しかしたらFCT-60Dのような別シリーズが進められているのかもしれませんが。
現時点、TOA130NFB+35RDを考えているのですが、どうしようか?
2025/3/1 追記
645FLTを使用した場合のFullsize周辺光量ですが、現時点私の接続構成ではフィルターと思われるケラレが出ているので、その辺が撮影画像に見えています。ただ使用しているフィルターはM48でなく50.8mmのフィルターなのでケラレの要因が本当にフィルターかは不明です。
2025/3/4 35FLT+OrthExtを表に追加
コメント