TOA-130NS+645FLT Bin2撮影

天体写真

 TOA-130NSにモノCMOSカメラ(SkyEye62AM)を使用してBin2での撮影を行いました。
TOA-130NS+645フラットナーでの撮影では敢えて3.76μmの細かいセンサーでなくても良いのだろうとして撮影を行いました。

 Bin2での撮影ではファイルサイズが小さくなるので容量的にメリットがある点とPixInsightでの処理が速くなる点です。以下、M42を簡単にLRGB撮影(L:15×60秒、RGB各10×60秒、Gain100, Offset30、MGC適用)した画像です。BXTは使用していない画像です。

撮影時間が短いので細かい点は写っていません。それ程悪いものでは無いと思います。寧ろ良い点もあります。

L画像にてBin1とBin2を撮影して同じ大きさで比べてみたものです。左端上部です。左:Bin1、右:Bin2。
Bin2の方が星が小さく撮影出来ている。但し、ノイズ面が多い感じ。

中央部の部分。

全体画像としては以下の感じです。

Bin2の画像
Bin1の画像

暫くはTOA-130NSでの撮影はBin2にて撮影をするつもりです。

 しかし、今回は645フラットナーを付けての撮影なので。四隅まで結構丸い星像で収差を感じない画像で良いなと思います。レデューサーであるTOA35レデューサーは44mm近辺では、設計上スポット直径は6μmとの事(スターベース東京殿の商品説明にて)。ただ丸い星像ではなく緑域が伸びた像のよう。直径6nmならBin2での撮影と回折とシーイングでかろうじて丸い感じで撮影されるかもと思うと、TOA35レデューサーもありなのかも知れません。Bin1だと伸びが分かるかも知れません。今は100mm径から更に上を見始めていますが(これが終着ですね)、TOA-130もありなんですね。しかし、改良型645レデューサーが欲しい所です。
TOA-130でTOA35レデューサーを付けるか、又はUltraCAT130(あの上位機種?)か?
何となく融通があるのがTOA-130でしょうか?どうせならリモート撮影なので2本立てもありかも。FCT-65DのようにTOA-130改が出たら困るところだが。

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