BXTは星像を正しく?整形?するという面で考えるとDrizzleはやった方が良いのか、不要なのか少し疑問がありました。今まではどうせ整形?するならDrizzleは不要かなと思い指定はしていませんでした。
昨夜(2024/12/22)に馬頭星雲域のHαをVSD90SSで撮影した際、PixInsightの処理でDrizzle1xを指定してDrizzleファイルも生成させて比較しました。
基本処理では、最近決めたのと同様に ABE1次、ABE2次、DBEで処理を行った後、drizzle1x 「無しファイル」「有りファイル」でBXTを掛けました。
見た目は同じような雰囲気です。
ここで左上の部分を拡大比較した画像を見てみます。
左がDrizzle無し、右がDrizzle 1xの画像です。
Drizzel 1x有の画像では、星像がより小さくなり収差補正も更に入っている感じです。小さく薄い星像はより引き締まり明瞭な感じです。Drizzle 1xですがピクセル処理が細やかになっている様に見えます。
尚、BXTのパラメーターはDefaultです。
結果として自分としては、やはりdrizzle 1x は行った方が良いと結論しました。
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