シーリングライト部材利用フラットパネル2作目

機材

 LEDシーリングライト部材を用いたフラットパネルが概ね出来上がりましたので紹介いたします。
このフラットパネルは電源ライン(12v)は1本でPCとはBluetoothで接続し、ASCOM制御出来るようになっております。ASCOM制御は前作と同じで特段何も変更を加えておりません。ただ、コントローラーは「Seeduino XIAO SAMD21」からBluetooth搭載の「M5Stamp Pico」(ESP32ベース)に変更しております。Firmwareベースは殆ど変更はしておりませんが、PWM制御Pin位置、PWMの周波数はM5Stamp Picoiに合わせて変更しております。
コントローラー基盤に 12vから一部5vへ変換するDC-DCコンバーターを入れM5Stamp Picoの電源として入力しております。

コントローラー基盤(M5Stamp Pico利用)

 LEDシーリングライト部材を入れるケースは3Dプリンターで作成。

LEDライトからの電源ラインは容器穴を通してコントローラー側へ入れている。ライトはネジ回し方式でリングにて固定

フラットパネルの開口部径は、FSQ-106EDPのフードが入るように146mm径で開けております。ここに蓋が同じように回して入るようにしています。

蓋は黒でなく白としています。

蓋が白いのは直ぐ分かるようにしているのと、3Dプリンターの黒部材フィラメント(PETG)が残り少ないのもあって白に変更しております。ネジ部は結局Fusion360でコイルを使い作成しました。黒のベースネジ部で若干ミスして蓋が堅くなってしまったのですが、このままとしています。(再作成だと5時間10時間半程度掛るので)。

容器の断面構造は下記の通りとなっております。

コントローラー基盤を入れる小容器と小蓋、LEDシーリングパネルを入れる容器ベース(180mm径で高さ40mm)。LEDパネルを固定する中間リング。LEDパネル、リング部を固定するねじ状の固定部(180mm径で146mm径のねじ状の穴あり)。最後に蓋に該当する部分。
尚、この蓋の代わりに更にNexter4SE用の穴を開けた蓋を使えば、Nexter4SEでも利用出来るように考えております。

お試しでFSQ-106EDP+ASI2400MCProにてフラットを撮影してみたところ、露出1秒で輝度は1,2程度となるようなので、トレーシングペーパー等で減光が必要な感じとなっております。

FSQ-106EDP+ASI2400MCProでのフラット画像N.I.N.A.のフラットウィザードにて撮影

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