作成したトレース台フラットパネルの試行

天体写真

 最初に作成したLEDトレース台を改造したフラットパネルを使用してフラット補正をしてみました。フラット補正は全く初めてですが、まあいい塩梅なのかなといった感じでした。
フラット撮影&フラット用ダークフレームの撮影はN.I.N.A.のフラットウィザードで実行。撮影した画像(FITS画像)の処理はStellaImage9で行いました。

N.I.N.A.でのフラット撮影はフラットウィザードを使用して行うので、兎に角簡単です。LED板の輝度はN.I.N.A.でASCOM経由自動調整しており、特段明るさの指定とかは不要(枚数や最小輝度、最大輝度の指定はあります)。ほぼ完全自動撮影な感じ。フラット撮影後にフラット用ダークフレームの撮影があり望遠鏡に蓋をして撮影。ただし、フィルターを使っている場合はフィルター毎に撮影。今回フィルターは無しです。
テスト用なので、簡単にM65(特段意味はなく適当に)を撮影。GS-200RC、ASI2400MC Pro、NoFilter、撮影フレームは30秒3枚。又、今回回転装置も付けていたのですが、補正レンズからのバックフォーカスが合わせてなく、四隅で流れがあります。

3枚撮影の撮って出し画像。ASIFitsViewからのJpeg出力画像
LEDトレース台フラットパネル画像。N.I.N.A.で撮影(輝度はN.I.N.A.で自動補正)。なんやらゴミ?結露?
30秒撮影をダーク補正&フラット補正し、3枚を合成(StellarImage9)。出力はASIFitsViewよりJpeg出力
フラット撮影時の様子。天頂に向けて(N.I.N.A.から指示できる)撮影。

今回天体写真でのフラット補正は初めてやったのですが、N.I.N.A.のお陰か結構簡単に出来ました。
只、撮影後のStellaImageでの処理がこれまた初めてで結構手間が掛かった感じ。多分自動処理ができる筈なので、そちらもよく理解して効率よく出来たらと思いますね。

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