これまでN.I.N.A.でのドーム&望遠鏡の連動は上手くゆかないと思っていたのですが、どうも設定不足が原因のようだと分かりました。
現在使用しているN.I.N.A.のバージョンは 3.1HF2です。ドームの接続をして同期をするとドーム半径が設定されていないといったエラーが出ていたのですが、その設定場所が分からずじまいでした。たまたまAFのオプションパラメータを設定している際に同じタブにドームがあることにこの時気がつきました。
これでドーム半径や他の情報を入れる事ができるので、やっとN.I.N.A.でドーム&望遠鏡の連動が出来るようになりました。
更に良いことに、N.I.N.A.は、望遠鏡個別にプロファイルが作成できるので、2台同架の場合にVSD90SSとTOA-130NSの赤道儀からの横偏移の個別設定ができるので、同期も個別に正確になることが分かりました。偏移値を変えて合うことも確認しました。これは便利です。
画像は天の北極方向をホームポジションとしている画像(ATOM Cam2)ですが、
左:赤道儀の中心方向、偏移0での状況。通常時の状態です。
中:VSD90SS(左の鏡筒)での位置、横偏移 -130mm(暫定値)でのスリット位置
右:TOA-130NS(右の鏡筒)での位置、横偏移 +120mm(暫定値)でのスリット位置
概ね撮影時望遠鏡が中央に来るようなスリット位置と考えています。
これで、ASCOMのDeviceHubを使う必要がなくなり良くなります。最近のDeviceHubでのドーム望遠鏡同期は全く使えなくなった感じでした。位置が止まってそして反対に動き止まるの現象で使わなくなっていました。常に手動で微小移動していました。
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