通常のLRGB合成は、SPCCが有るので色調整はすごく簡単な気がします。この辺り、ステライメージ9とは全く違って、このアプリのアプローチに感心してしまう。
今はナローバンドの処理をしていますが、合成(SHOやAOO)後の色調整で苦慮しています。レベルとかだと思いますが、LRGBで簡単に済ませていたので困った物です。
Histgram Transformationでミッドトーン等を調整して色合わせも出来る感じですが、ただ毎回対象で調整していると他対象との調整の違いが出てしまうので、なるべく統一的な方法で色調整をして行きたいと思います。SPCCを調べるとNarrowbandモードもあるので、間違いない最初の色合わせにはやはりSPCCのNarrowband指定で実施する事とします。
以下、2024/7/7に撮影したNGC6960のナローバンド撮影です。見栄えの良いものではありませんが。
VSD90SS+QHY600M(‐5℃、HighGainMode、Gain56,Offset15)、露出各30秒
Chroma 3nm Filter:S2:60枚、Ha:60枚、O3:60枚
この対象はAOO合成の方が良いような気がします。
ただこの画像でも気になる点は背景のムラです。ヒストグラムでのシャドウやハイライトを調整すると目立たなくはなりますが、そもそもの原因を調べてそれを修正するのが本筋ではないかと思います。ただ、実際にこうなっているのかも知れませんが。
また、AOO合成ファイルをFits形式で出力後、ASIFitsViewで表示した場合の画像は下記の感じです。
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