ナローバンドフィルターフラット画像での不思議

機材

 今回掲題ナローバンドフィルターにて少し驚いた事が有ったので情報までとして投稿します。

VSD90SS+QHY600M用として偶々お安く手に入ったChromaのフィルターでこんな事あるのかと言った事がありました。Chromaのナローバンドはどちらの向きに取付けても良いと記載されています。しかし、今回は50mm四角の3nmフィルターであったのですが、N.I.N.A.のフラットウィザードでフラット画像を取得した所、裏表でとんでもない画像になっていました。

おかしなフラット画像

フィルター押さえはネジとワッシャでの固定なので、フィルターホイールでの取付で隙間が空いているのかと思い(この時はChromaが裏表ないから)、フレームを使用しないと駄目なのかと対応を進めていました。しかし、フレームを自作する前に若しかしたら裏表が関係するのかもと、フィルター取付をひっくり返して、再度フラットウィザードを掛けてみました。
結果から言うと、このひっくり返しが正しく、単に裏返しして取付けただけですが、フラット画像は通常時と同様になりました。

フィルターを裏返して。正常フラット画像となる

Chromaフィルターでもフラット画像でおかしな画像(光漏れ)が現れたら裏返してみるのもありと思います。ついでながら、N.I.N.A.のフラットではフィルターのムラまでわかってしまう感じです。

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