現在はRASA8とFL55SSを同時に赤道儀EM-200に搭載し遠隔からを含む同時撮影等を想定しております。しかし、色々と調べてみるとRASA8に支障があるような感じです。
1.CMOSカメラの常時搭載
RASA8の前部補正レンズへの最大負荷はセレストロン社FAQから”補正レンズから4.5インチで9kg(20lb)”との事。これを考えると想定しているPoseidon-Cは約650gなのでケーブル含めても最大荷重条件内には収まっているようです。しかし、やはり常時搭載状態はセレストロン社の使用想定からは微妙な感じはします。
今回CP+2024にて見たOrigin Intelligent Home Observatory(RASA6のような感じ)は初めから非冷却CMOSカメラが取付け(同じように直接補正レンズに取付け)られています。従って、取付け装置の重量によりますがカメラ常時搭載も有りではないかと思います。
RASA8に常時冷却CMOSカメラを取り付けても問題無いとは言えませんが、精度面にて何かしらの影響があるかも知れません。暫く使用してみて経過を見ないと何とも言えないかと考えております。
2.RASA8上部ダブテールバーにFL55SSの搭載
これがまた厄介な感じです。上部ダブテールバー取り付けは、主鏡端は丈夫なセルに取付けです。しかし、補正レンズ側は補正レンズ枠リングに取付けています。当初は特段気にしていなかったのですが、どうも此れが影響ありな感じ。AstroBinでの投稿にて3項が該当ですが、影響があるようです。
これは補正レンズ側枠が搭載望遠鏡の位置によってリング枠が歪むからと思います。只、主鏡端側に寄せて搭載すれば、軽減は出来るのかも知れません。しかし上部ダブテールバーは外して使用が良いようだと感じました。
同時搭載はSidebySideのダブテールバーを使って考えたいと思います。
上記2点を考えると、当面は単独搭載(RASA8,FL55SS、FSQ-85EDP)で進めるように考えております。
コメント