RASA8での撮影準備

 RASA8という天体写真鏡を導入したので、メイン鏡として活躍させていきたいと思います。以前はRASA11がその予定でしたが、手放したのもあり再度RASA8でメイン鏡RASA復活な感じです。
カラー撮影が主体と想定していましたが、モノCMOSカメラも使えるなら20cmF2の強力な力を使った撮影をしてみたいと思います。当初はカラーCMOSカメラでの撮影で進めて、モノCMOSカメラでも撮影出来る構成が出来たら進めて行く予定です。
現在所有のモノCMOSカメラはQHY183MとQHY268M、折角だから画角が広くアンプグローも無いQHY268Mを使う事で進めたいですね。最近はQHY268Mはナローバンドでの撮影でとしていたので、RASA8でもナローバンド撮影として進める事にします。
QHY268MをRASA8に丁度良く接続できるフィルタードロワー付きのにアダプターがBaaderにあり、それを使う事で構成を考える事としました。
フィルターはM48の枠外しの47.4mmのフィルターの装着である点とRASA8向けナローバンドフィルターとする必要(F2と明るいので通常望遠鏡帯のナローバンドフィルターは使えない)があります。RASA用であればAstronomikのMaxFRフィルターもありますが、少し高価なのでここはBaaderのRASA向けナローバンドフィルターで考える事にしました。

 尚、RASA8向けのフィルターホルダーは上記以外にも幾つか、その1その2その3あります。今回は所有のQHY268Mを活用すべく上記Baaderのアダプター(FCCT II)としました。又、現在のHβフィルターもRASA向けではないですが、使えたら活用して行く予定です。
BaaderのRASA用フィルターで不思議なのはF2と明るいにも拘らず、バンド幅が3.5~4.0nmである点です。他社のは逆にバンド幅が大きい(Astronomikは6や12nm)のですが、これがマイナスにならないと良いのですが。このFが明るい点とバンド幅関係を説明しているのがIDAS社にあります。

 今日(2023/11/28)時点、ASI294MC ProでのAD19.4アダプター等は揃っておりますが、横浜自宅在宅なので、RASA8(富士ヶ嶺置き)への装着は未だ出来ておりません。次回富士ヶ嶺に行った時に先ずはRASA8のEM-200搭載、ASI294MC Pro装着にて初撮影をして見たいと思います。使うフィルターは光害対応レベルなので、満月後の時期なので余り明るくない時間帯で撮影して見たいと思います。Baadeのアダプター等は1ヶ月程度掛かるのでその後対応を進めたいと思います。

2023/11/28 追記
BaaderのアダプターFCCT IIでRASA8に繋ぐと、CMOSカメラを同時期に他の望遠鏡に接続するのが大変な感じ(マニュアル読んで前プレートをアダプター一部と交換)と分かった。ほぼ専用カメラとなるよう。QHY268Mは他望遠鏡やレンズでナローバンド利用を考えているので、もう少し検討が必要な感じと分かった。

2023/11/30 追記
色々と考えた結果として、QHY294M Proを使う事に決めました。ASI294MC Proを使った撮影を行いQHYカメラ用のBaaderアダプター入手後、RASA8に常時QHY294M Proを接続した状態でビニング1でのモノ撮影をする方向で進める事に致します。Hα、OIII、Hβのナローバンドで撮影をする形ですが、通常のLRGBもフィルターがあるので色々とやってみて行く考えです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました