Milvus135+QHY268MにてHα撮影

 本日(2023/11/23)はMilvus135+QHY268Mにてナローバンド、HαとHβの撮影をするつもりで準備していたのですが、HβフィルターであるBaaderフィルターの枠高が高すぎQHYのフィルターフォルダーに入らないと言ったトラブルが発生して、結局Hαのみの撮影を行いました。予定ではHαとHβで2色合成画像(これが上手く出来るかは不明)を作る予定でしたが、Hαだけのモノ画像です。
撮影条件
Milvus135 F2、IDAS Hα UHSフィルター
QHY268M、-10℃、Gain0、Offset8
露出は30秒
赤道儀:EM-200+Althiba4
ガイドは、Kowa75mm+QHY5III678M、PHD2,
フラットフレーム N.I.N.A.フラットウィザードにて10枚、フラットダークも10枚
画像処理はステライメージ9
Jpegは、ASIFitsViewで出力(CMOSカメラの上下を間違えたので、Jpegdで上下反転)

・NGC1499(カリフォルニア星雲)

コンポジット50枚

・NGC2023(オリオンの馬頭星雲近傍周辺、M43まで)

コンポジット80枚

やはりHβまでを入れて疑似カラーで見たいものです。しかし、2色合成は出来るのでしょうかね?
Hα:R、Gフィルター:G、Hβ:B でのAGB合成(仮称)でもするのでしょうか?
しかし、現状BaaderのHβフィルターをどうするのかが問題。枠を別のに入れ替えられれば出来るかも知れませんが、不明です。

2023/11/24 追記
2色合成の大体のやり方をアストロアーツ社に質問しました。モノfitsファイルを新規作成してそれを使わない色に適用するような感じ。それではと、今回のHαだけの赤い画像の作成をやってみました。白黒が赤黒になるだけで意味ないですね。因みに下記画像(赤黒)です。

それで少し思ったのですが、HβをBにて入れて合成しても上に青い画像が重なるだけとなります。星の部分は少しは真面になると思いますが、本当に2色で良いのかと思案しております。若しかしたら2色を強調する方が良いのではと思い始めております。少し薄目のRGBカラーにHα、Hβを強めに加算する形です。画像の目的は水素の偏りと電離状態(HαとHβの分布)が分かるような画像なんですが。
色々試行錯誤して見ようかと思います。

2023/11/24 追記2
以前も提示しましたが、Milvus135撮影時のフラットフレーム画像とそのコントア画像を参考までに。望遠鏡と違って奇麗な画像です。IDAS Hα UHSフィルターを入れた状態です。

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