今までTitan赤道儀Gemini2ではLan経由なので特に意識することなく複数同時に接続していましたが、MX-HDでのシリアルIF(今回はBluetooth使用)では同時に複数を繋げられないので、工夫が要りました。
現在のASCOM6.6では”Device Hub”と言うのがあり、此れを使って複数接続でも制御出来るようだと分かりました。”Hub”と名前にあるように所謂ハブ(自転車車輪のハブ&スポークスです)でネットワークハブみたいな雰囲気ですね。但し、多分N:1 の接続を制御しているのだと思います。
このHubは望遠鏡赤道儀だけでなく、ドーム、フォーカサーも同じように出来るようになっているようです。
Windowsのメニューから ASCOM Platform 6 配下の”ASCOM Device Hub” を指定して起動できます。しかし、通常アプリからASCOMドライバーを指定するドライバー選択の中にも”ASCOM Device Hub”があり、そこからもアクセスできる感じです。
しかし、当初Cartes du Cielから使っている時、アプリ終了しても ASCOMドライバーが終了しない現象が発生し、最悪再起動を実施していました。
ところが、メニューからの “ASCOM Device Hub” を行った後は、アプリ終了と同時にドライバーも終了するようになり、疑問ではありました。一度はメニューからの正式な”ASCOM Device Hub” を起動する必要があるのかもしれません。
メニューから”ASCOM Device Hub” を起動した時にアプリウィンドウ。
この画面メニューで”Tools”を指定すると、どのASCOMドライバーを選択するかの画面が出てきます。
このドライバー選択画面はアプリからのDevice Hub選択時のプロパティでも表示されるから失敗したのかも知れません。
円形のChooseボタンを押下してよく見るASCOM赤道儀制御のドライバー選択が出来るようになっています。
複数同時アクセスする装置(赤道儀等)は、何となくいきなりアプリ(星図ソフトやN.I.N.A.のような撮影アプリ)からドライバーを指定し始めるより、このASCOM DeviceHubアプリから初期化?しておいた方が良いのかも知れません。こうしたら不都合が無いようになったと言うだけですが。
コメント