その1の画像:LRGBライト画像、ダーク画像、フラットフレーム画像をベースにSI9のバッチ処理を使いLRGB3枚画像の補正&コンポジットを行いました。この辺りはSI9のバッチ系メニュー操作で特段厄介な事はないので記述は行いません。この後はRGB合成となりますが、ここで少し記載したいと思います。
1)RGB合成
基本的にはSI9のRGB合成メニューをつかいますが、やや気になります。先ずは元となるコンポジット済みR,G,B画像です。特段変な点は無いです。階調調整はしてありません。
この3つの画像でSI9のRGB合成を行いました。位置合わせは「自動」です。
この画像をASIFitsViewで表示したJpeg画像は以下になります。
このASIFitsViewではうまく処理されてM27が分かりやすい画像となっています。
元の位置合わせしたRGB合成したFitsファイルを拡大して調べると、位置合わせはこんなものなのと言った感じです。元画像と同一エリアを見た状態ですが、左上ー右上の順で、R、G、B、RGB合成。
合成画像は厳しめで言えが、若干ずれているのではと感じます。各色の滲みが見て取れます。
位置合わせはSI9での自動処理(基準指定がよく分からず出来ていないので)なので、この状態で後は画像編集でASIFitsViewのような画像になるのでしょうね。本来は位置合わせが若干出来ていないのでは感じます。各RGBでの露出時間(30秒、3枚)もあるので、実質露出時間も関係しているのかも知れません、分からないですが。又、QHY183Mの小ピクセルサイズが関係しているのかも知れません。しかし、ズレてはいないのだろうか?
合成した後、画像編集して良い感じにしてからLを使ったLRGBへと行くようです。
L画像も撮影していますが、元々私がこの画像編集がまだまともに出来ていないので、LRGBはその後で対応したいと考えております。先ずは基準指定方法での位置合わせをクリアし、自動位置合わせと比較したいと思います。
その1で記載しましたが、オフセット8はどうなのかも調べてみたいと思います。同一対象をオフセットを変えてRGB毎に撮影して調べるだけですが。
今回はここまでとします。
追記
基準点の指定法が判明しましたので、自動と基準点での合成の違い(一部拡大にて)を表示します。
自動と基準点での合成の色滲みの違い(上記色滲みと同じ一部拡大)
僅かになりますが基準点の画像の方が色滲みが少ない感じがします。基準点を決めるのもあり、簡単に出来るの点では自動が便利です。色滲みの多さが気になる時に基準点も試して決めるような感じと思います。
コメント