SgrA*近傍撮影は厳しいかもしれない

 未だ本撮影は天候の関係もあり未実施ですが、GS-200RCにパワーメイト2x(PM2x)を取付けてQHY5III678Mでは撮影は厳しいかも知れないと言った思いが以前より増してきて居ります。
必要な機材面はほぼ集めているので単に実撮影の段取りだけですが、難しいと言った感覚が以前より増しています。以前は、不明点も多く「ダメ元でやってみよう」でしたが、最近はNIR域の撮影だけでも長焦点で小センサーなので大変で、「無理筋だよ」と言った思惑が徐々に大きくなって来ています。

未だ最終結果ではないので取り敢えずは、以下の進め方で進めていく予定で、判断したいと思います。
a) GS-200RC+PM2x+QHY5III678(NoFilter) で合焦方法を確立
 N.I.N.Aのオートフォーカス方法とバーティノフマスク使用での方法を実施。バーティノフマスク使用の感覚を習得。
b) GS-200RC+PM2x+QHY5III678(NoFilter) でSgrA*近傍を撮影
 NoFilterで、どの程度の星まで撮影できるかの確認。
c) GS-200RC+PM2x+QHY5III678(IR640) で合焦方法とSgrA*近傍を撮影
 合焦はバーティノフマスクで考えておりますが、撮影自体は基本b)項と同じ。本来のSgrA*近傍群の星々が十分撮影出来ている事を確認したく。このIR640フィルターでも十分であればこれを使った方法で固定(NIR域に赤域が入った画像)しても良いと考えております。
d) GS-200RC+PM2x+QHY5III678(IR850) で合焦方法
 合焦はバーティノフマスクで考えておりますが、これでも十分合焦が出来且つ星々が十分に撮影できる事の判断をし、d)で進めるかc)で進めるか、又は「無理筋」の判断をしたいと考えております。

SgrA*近傍の撮影を継続的に行いたいと言った目的が難しいとした場合を考え別の目的を検討しております。それは、Hαで夜空を撮影(NarrowBandのモノクロ)していこうかと言った案配です。モザイク合成をして繋ぎ合わせて広範囲での分布写真を作成したら、「こんな分布なんだ」と言った面白い面が見られるかもと言った案配です。既に在るとは思いますが、自分で撮って見たいだけです。
良くあるのはHαだけでなく他のNarrowBand(Oiii,Sii)も用いて合成して魅力ある星画像にするのが通例かと思いますすが、取り敢えずはHαだけで考慮し他のNarrowBandフィルターは用意はしておこうといった案配です。
Hα対応の活動をするようになるとメインはFSQ-106EDPを使う予定なので、GS-200RCはあまり使わないか対象を絞った形で使うかと言った事になり、赤道儀からは降ろす事になるだろうと考えております。ただ入替作業も加齢も有り大変なので又手放すことになるかもしれません。

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