QHY5III678Mのオフセット

 2023/7/18にQHY5III678MCMOSカメラの初撮影をしたのですが、その際GainとOffsetはQHYCCD ASCOMドライバー指定からDSOとPlanetraryのでデフォルト値が分かる(自分ではそう思っているのですが)ので、その値(DSO値)を使用しておりました。しかし、その時にDSOのオフセットは307と言った大きな値で疑問に思ったので、ダークフレームを取りマカリソフトで調べてみました。

オフセットとしては、「マカリソフトで最小カウントが0より大きな値となる時のオフセットで考慮する」と考えております。
従って以下の条件でデータを採取しマカリソフトで調査致しました。
・Gainは0、25(何となくユニティゲイン)、72(ASCOMでの指定値)、90(やや大きい値)
・Offsetは、0から5ステップ毎に。最小カウントが上がり始める値まで

結果は、

橙色の行がゲイン対応のオフセットのつもりです

Gain72とGain90は一部2回取得しています。
結果から、
Gain0 - Offset 10
Gain25 - Offset 10
Gain72 - Offset 45
Gain90 - Offset 80
の方針で対応する予定です。従って、2023/7/18 の初撮りは再度上記条件で実施予定です。
NIR域を撮影する(IR850フィルター使用)ので、光量が弱いのでGainは90にしてOffsetを80にて実施する予定です。

2023/7/22 追記
SharpCap で実施したこのCMOSカメラのSensorAnalysisの結果を提示しておきます。

この情報をどう解釈するとかは分からない事ばかりなので対応が取りづらいですが、少なくともGainは150までなのかなと思えます。Offsetはどうしたら?Gain100以上の最小輝度でも調べてみます。

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