BF56.2mmを意識してQHY183MにZWO EFW-7x36IIを使いたい

CMOSカメラ

 QHY183M+QHY020063とZWO EFW-7x36IIではフィルターホイール(FW)とQHY020063の取付けネジ規格が合わないので直接ネジ止めは出来ない状況でした。

その後、M3のネジ穴にインサートナットと言うネジサイズ変換を出来る小部品を使えば、ZWO側のM2.5は出来ないとしても、M2皿ネジなら出来るかもしれないと考え部材を集めました。
購入元は「モノタロウ」です。
インサートナット:廣杉計器 IRL-2003.5K 外径M3、内径M2、寸法3.5mm(3mmの方が良かった感じ)
M2皿ネジ:廣杉計器 UF-0205  インサートナットと同一メーカーにしました。

これらの部材とQHY020063、FWとの取付は以下に感じとなりました。

インサートナットを1つ試し入れ。若干頭が出る点が危ないかも。

寸法を3.5mmとしましたが、若干頭が出てしまうので、3mmの方が良いと思われます。M2ネジを使って繰入も出来るのですが、M2ネジを抜くときにインサートナットも出てしまう等あり。寸法3mmが良いよう。

FWとのネジ止めは4か所で、全部にインサートナットは不要ですが、カメラ接続向きが不明なので全M3に挿入。

本来はQHY183MにこのQHY020063を装着してFW接続するのですが、お試しとしたので今回はカメラには取付けておりません。取付OKは確認済みです。以下、FWにネジ止めすると。

QHY020063をFWの内部からM2皿ネジで固定した様子。
カメラ側から見た感じ。

概ね接続固定は大丈夫と考えております。M2皿ネジでの強度面が気になりますがQHY183Mは650gなので大丈夫では見ております。GS-200RCで使用する場合は、支持リングも使用するので荷重が分散するので支障無いと考えております。

FWに直接ネジ止め出来る事により、FW+QHY183MでのBFは

QHY020063を使用すると、BF56.2に出来る。

FW前にZWOのOAGとK-ASTECのスケアリングを入れるようになりますが、56.2mmのBFを取ることが出来そうです。但し、FWと望遠鏡間でも工夫すれば、このような事をしなくてもBFか確保可能とは思います。

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