自宅での電視観望用に新たに FSQ-85EDP を導入致しました。
電視観望主体用の天体望遠鏡を小口径から色々と調べていました。単なる電視観望だけなら小口径の望遠鏡やこれから発売されるZWOのSeeStar-S50辺りで十分だとは考えていました。しかし折角なら個別に天体写真もとし、天体望遠鏡にと考え選択機種を考えました。但し、重量5kg程度で小ぶり機種、又、眼視は考慮しない(自分の目がダメ(近眼、老眼、乱視気味)なので考慮しないだけですが)。
当初の候補は、反射望遠鏡でした。
i) タカハシ ε-130D
ii) Sharpstar 13028HNT
ε-130Dは検討当初偶々在庫も有ったのですが、何となく経過して在庫無しとなり。13028HNTも在庫無しで経過しているので無理かなと言った感じでした。シュミット社さんのショールームで現物が見られるかもと伺ったのですが、展示無しで様子分からず。又、これらの機種は光軸修正が必要でそれ用のコリメータ治具なども用意するのも考え、屈折望遠鏡にシフトしました。
屈折望遠鏡での候補は
iii) Sharpstar Z4
iv) Askar 80PHQ
v) タカハシ FSQ-85EDP
vi) ZWO FF80-APO(多分実質 Askar 80PHQと同等かも)
性能的にはSharpstarもAskarも優秀な機種ですが(FRA400を所有したことが有り、優秀さは知っております)、保守面までを考えると国内メーカーのタカハシが良いので、FSQ-85EDP を導入する事にしました。
このタカハシの保守面と言うのは、経験済みだからです。以前ミューロン250を15年位放置で鏡面カビだらけの際に再メッキ(クリーニングで問題無かったのですが再メッキして頂いた)して頂き、きちんと組み戻して納入して頂いたことなどです。結構経過しても保守対応があるので安心かなと言った面です。
当初の導入はもう少し先で考慮していたのですが、ZWO FF80-APOの早期キャンペーンに引かれてしまい、結局はFSQ-85EDPですが早々と導入してしまいました。
FSQ-85EDPには、K-ASTECの鏡筒バンド、トップ&ボトムプレート、クラッチ付EAF取付アダプターとZWO EAFを取り付けております。接眼部は基本CMOSカメラを接続するのでタカハシのEOSアダプターのみとしております。
保管は上写真の通り、TRUSCOの TAK13OD-XL に入れ保管、移動用にしております。このケースは密閉型なのである程度防湿に出来ます。防湿用には調湿のB型シリカゲルを入れております。移動でもウレタンクッションがあるので一応安心かなと考えております。温湿度監視用にSwitchBot温湿度計を使っていますので、スマホで保管状態を監視できます。電視観望用のカメラは、あまり出番がない ZWO 旧機種 ASI071MC-Cool を使用する予定です。尚、31.7mm接眼部は本カメラと一緒に別に保管(密閉箱で低湿度状態)しております。
尚、私の場合、防湿庫と言ったような専用の保管庫は持っていないので、個別光学機器は密閉箱などに保管し、防湿材+SwitchBot温湿度計で管理しております。富士ヶ嶺の光学機器も保管してあるものは同じです。FSQ-106EDPは今は富士ヶ嶺に置いておりますが、同様に此方はPELICAN Airケース 1605にてSwitchBotの温湿度計入れて保管管理(自宅でも履歴含め分かります)しております。
自宅は横浜市街地(Lighpollutionmapから SQM18.4)なので、光害カット系のフィルターが無いと駄目なので、EOSアダプターにGS-200RCで使わなくなった、48mm CometBPを常時取付けて撮影するつもりです。天気が良くないので未だファーストライトをしておりませんので撮影画像はありません。
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